研究課題
若手研究(B)
(1) 群の余作用をその双対作用の観点から解析すること。これは可換群の作用といった限られた条件の下では知られていた事実あるが、それを一般の場合に拡張する。(2) 前項の事実をより広い対象である、フォン・ノイマン環上の量子群の作用に対して適用する。そのために、まだ群作用でのみ用いられている誘導作用の概念を、一般の量子群の作用へと拡張すること。(3) 以上の事実を測度空間の理論等に対応させることによって、エルゴード理論の新たな解析手法を構築する。
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Tokyo Journal of Mathematics 30
ページ: 311-324