研究課題
若手研究(B)
太陽系の化石天体である彗星の揮発性成分の組成比は、原始太陽系円盤中の温度環境や物質輸送の情報を含み、現在の彗星活動の多様性を探る手がかりとなる。本研究は、彗星の揮発性成分のうち水に次いで主要な成分と考えられている一方で地上から直接観測がほぼ不可能な二酸化炭素について、可視領域のスペクトルに現れる酸素禁制線を基に二酸化炭素/水比を推定し、地上観測のアーカイブデータを再解析するなどして観測例を増やすことに成功した。
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