研究課題
若手研究(B)
円形加速器にビームを入出射するためには、高速でパルス的に励磁されるキッカー電磁石が用いられる。このキッカー電磁石には、高速励磁応答特性に加えて、パルス電源との間で反射が起きないようにインピーダンス整合特性が要求される。このため、複雑な構造を持つ分布定数型が従来から適用されてきたが、その構造に由来する多くの問題があった。そこで本研究では、新しい方式を提案し、モデルシステムを構築して試験を行い、結果期待通りの性能を得た。本方式は、円形加速器を小型化するためのブレークスルー技術のひとつに成り得ることが期待できる。
すべて 2009 2006
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accepted as is for publication on Nuclear Instruments and Methods in Physics Research Section A