研究課題
若手研究(B)
ストレンジクォークをもつ反K中間子を含む原子核「K中間子原子核」は高密度状態形成など様々なエキゾチックな性質を持つと考えられる。K中間子原子核の性質を明らかにするため、K^- 中間子と二つの陽子からなる三体系K^- pp(最も基本なK中間子原子核)を理論的に極力近似をすることなく調べた。その結果K^- からの強い引力があるものの、核子間の強い斥力のためにpp間距離は極端には小さくならないが、しかし普通の原子核の内部の密度に対応する程度の距離なっていることが確認できた。
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