研究概要 |
LHC加速器とATLAS検出器は、重心系エネルギー900GeV, 2.36TeV, 7TeVでの衝突データを取得した。本研究におけるヒッグス粒子探索のための主たるプローブである電子・光子の同定と再構成の研究を行い、国際会議にて成果報告を行った。また、研究の鍵となる内部飛跡検出器について、高品質のデータを再構成することに成功し、日本物理学会にて成果報告を行った。さらに、バックグランドの研究では、QCD反応過程における光子対生成について、QCDの高次補正を導入したイベントジェネレータの開発を行い、日本物理学会にて成果報告を行った。
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