研究課題
若手研究(B)
重い電子系のモデルである周期的アンダーソンモデルを対象にして,磁性イオン希釈系における特徴的な物性を取り扱う手法の構築を試みた.自己エネルギー汎関数理論や動的平均場理論は,局所的な量子多体効果を正しく取り込む方法である.自己エネルギーを摂動論的・非摂動論的に構成する方法を併用し,コヒーレント・ポテンシャル近似と組み合わせて,磁性イオン希釈系のランダムネス効果と電子相関効果を統一的に取り扱うことができることを示した.
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Journal of the Physical Society of Japan 79巻
ページ: 024708-1-024708-7