研究課題
若手研究(B)
シクロデキストリンと高分子鎖の包接化合物形成を調べるために、粗視化モデルを構築し、シミュレーションを行った。その結果、擬ポリロタキサンの形成過程の様子を明らかにすることができた。擬ポリロタキサン形成後、シクロデキストリンは振動とシフトの2種類の運動により、高分子鎖上をランダムウォークすることを見出した。シクロデキストリンの分子認識に関しては、高分子鎖の鎖長認識を再現することができ、その認識メカニズムを明らかにすることができた。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (10件) 備考 (1件)
J. Chem. Phys. 132
ページ: 054901(1-7)
Comput. Phys. Comm. (accepted)(in print)
分子シミュレーション研究会会誌 (掲載決定)
http://www.mms.sci.yamaguchi-u.ac.jp/~urakami/index.html