研究課題
若手研究(B)
原生代初期のヒューロニアン氷期における最後の大規模氷河堆積物の形成場の古緯度を復元する目的で、これまで古地磁気データの得られていなかった米国ミシガン州のMarquette Range累層群の古地磁気研究をおこなった。堆積岩類の平均古地磁気方位から得られた古緯度の推定値は約11~21度であった。しかし、これらの特徴的残留磁化方位は熱接触テストおよび褶曲テストのいずれにも合格せず、二次的な残留磁化である可能性が高い。
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月刊地球 Vol.30,No.8
ページ: 378-386