研究課題
若手研究(B)
本研究では、実際の動作環境に限りなく近い状態、しかも光散乱の強い光機能デバイスにおける、光誘起高速反応を時間的・空間的に分解して測定するための、フェムト秒顕微拡散反射分光システムを作製し、それを光触媒および色素増感太陽電池デバイスに応用し、反応機構の解明を行った。光触媒粉末においては、系統的な実験により活性と電荷寿命の良い相関が得られた。色素増感太陽電池に関しては、実際のデバイスの過渡吸収測定に成功し、解放電圧条件での顕微過渡吸収測定を行い電解液が電子移動反応に及ぼす効果を明らかにできた。
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The Journal of Physical Chemistry C (accepted) (DOI: 10.1021/jp901833j)
http://staff.aist.go.jp/akihiro-furube/