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2008 年度 研究成果報告書

二価クロムヤーン・テラーイオンを含む新しいタイプの複合硫化物の創製とその物性評価

研究課題

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研究課題/領域番号 19750040
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 無機化学
研究機関宇都宮大学

研究代表者

手塚 慶太郎  宇都宮大学, 工学研究科, 助教 (00334079)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワードルテチウム / クロム / 硫化物 / 結晶構造 / 磁気的性質
研究概要

これまで,Lu_2CrS_4がまったく新しい結晶構造を持っていることを見いだしたが,その詳細な結晶構造が未知であった。本研究によって,結晶構造の精密化に成功した。この構造では,ヤーン・テラーイオンによるCrS_6八面体の歪みも確認された。60K付近に反強磁性的転移がみられ,その磁気の単位格子は,核の単位格子と異なることが分かった。また,この化合物に,Mn,Fe,Niを置換・固溶がある程度の範囲で可能であることを見いだした。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] Lu_2CrS_4とLu_2CrS_4-CrS固溶体の結晶構造と磁気的性質2008

    • 著者名/発表者名
      手塚慶太郎,野澤昌孝,押鐘敬太,単躍進,井本英夫
    • 学会等名
      日本セラミックス協会第21回秋季シンポジウム
    • 発表場所
      北九州市
    • 年月日
      20080900
  • [学会発表] Lu_2CrS_4とMnSの固溶体の合成と結晶構造2007

    • 著者名/発表者名
      押鐘敬太,手塚慶太郎,単躍進,井本英夫
    • 学会等名
      第18回日本MRS学術シンポジウム
    • 発表場所
      千代田区
    • 年月日
      20071200
  • [学会発表] R_2CrS_4(R = Y, Dy-Lu)の結晶構造と磁気的性質2007

    • 著者名/発表者名
      手塚慶太郎,南保太郎,野澤昌孝,単躍進,井本英夫
    • 学会等名
      日本セラミックス協会第20回秋季シンポジウム
    • 発表場所
      名古屋市
    • 年月日
      20070900
  • [学会発表] Lu_2S_3-CrS-CaS系新規硫化物の合成と結晶構造2007

    • 著者名/発表者名
      阿部充,手塚慶太郎,単躍進,井本英夫
    • 学会等名
      日本セラミックス協会第20回秋季シンポジウム
    • 発表場所
      名古屋市
    • 年月日
      20070900

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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