研究課題
若手研究(B)
本研究では、ケイ素原子が高配位状態を形成する性質に着目し、遷移金属触媒を活用した新たな炭素-炭素結合生成反応の開発を行った。その結果、金触媒を用いたイノンに対するアリルシランの分子内アリル化反応では、金-有機分子2成分系触媒を見出すことに成功し、ケトン-ケトンクロスアルドール反応代替法を開発することができた。一方、α-トリメチルシリル-π-アリルパラジウム中間体からは、パラジウムカルベノイドを簡便に発生させることに成功し、これを活用した分子変換反応も展開することができた。
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http://www3.u-toyama.ac.jp/kuroda/