研究課題
若手研究(B)
本研究では、銅触媒とジカルコゲニドを用いて、アルキンへの付加反応を行いanti-β-ハロアルケニルカルコゲニド化合物の合成法を開発した。同時に、本反応では、ジカルコゲニド化合物の2つのカルコゲニド基を無駄なく利用できる方法であることを確認することができた。さらに、本方法で得られたβ-プロモアルケニルスルフィド体の臭素とスルフィド基を順番に他の置換基に変換することで、(Z)-タモキシフェンを簡便に合成できることも明らかとなった。
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