研究課題
若手研究(B)
環境保全を重視した新しい有機合成法の開発を目的として、遷移金属錯体を新しく設計・合成し、ハロゲン化物を用いない触媒プロセスの探索を行った。その結果、直線性の高い構造のトランス配位型二座配位子を添加剤とした反応の検討から、微量ながら芳香族炭化水素化合物の直接アルキル化生成物の検出に成功した。さらに、類似の構造を有する別の配位子の利用により有機銅を必要としない薗頭反応が効率良く進行することを見い出した。
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Tetrahedron誌 64
ページ: 11490?11494
http://www.chem.osakafu-u.ac.jp/ohka/ohka8/index.html