研究課題
若手研究(B)
各種イオン液体中において,初めてポリスチレン(PS)粒子の合成に成功し,粒子径・粒子径分布の制御が可能であることを明らかにした。また,通常の有機溶剤系と比較し均一系と同様,重合速度の加速や,高分子量ポリマーの生成現象などみられるなど興味深い結果が得られた。さらに,イオン液体のカプセル化や,特殊な溶解性を利用して,溶解性の違う複合粒子の合成に成功し,イオン液体の高耐熱性を利用してε-カプロラクタムの180℃での加水分解重合によりナイロン6粒子の合成にも成功した。
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溶融塩および高温化学(Molten Salts) 52
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Macromol. Rapid Commun. 29
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Macromol. Symp. (in press)