研究課題
若手研究(B)
本研究結果より、アノードから約50μmまではメタノールが水とともに自由に浸透することを示している。膜厚増加によって期待されるほどメタノールのクロスオーバー量は、抑制されないことがわかった。架橋したc-SPI膜においてバリアー層を設けることにより、メタノールのクロスオーバーを効果的に抑制することに成功した。また、バリアー層を用いることによって、85%を超えるような燃料利用効率になり、端子電圧はそれほど低下しないため、30%のエネルギー変換効率になり、非常に高く保つことができた。
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Electrochim. Acta 52
ページ: 5272-5280