研究課題
若手研究(B)
多数の要素からなる系は、時間の経過とともに熱平衡状態と呼ばれる、もうこれ以上変化しない状態に落ち着く。熱平衡状態は、エンジンなど熱機関に対する理論の対象として応用上も重要である。しかし相互作用が遠く離れた要素同士にもおよぶ系の場合、熱平衡状態に至る前に、準定常状態と呼ばれる別の状態に長時間トラップされる。こういった系では準定常状態を理解・記述することが重要となる。本研究では、準定常状態を理論的に予測するための非平衡統計力学や、系の時間発展を記述する運動論に対しての貢献がなされた。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
J.Stat.Mech P08002
Phys.Lett.A 373巻
ページ: 4239-4245
Phys.Rev.E 79巻
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Phys.Rev.E 78巻
ページ: 041114
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Phys.Rev.E (掲載決定)
http://yang.amp.i.kyoto-u.ac.jp/~yyama/index-j.html