研究課題
若手研究(B)
ガス絶縁電力機器のコンパクト化・高機能化を目的として、誘電率を空間的に傾斜させた傾斜機能材料(FGM)の適用を新たに提唱し、このような新材料の高精度作製技術について研究を行った。その結果、硬化前の樹脂に高誘電率のフィラーを添加し、これに遠心力を印加することで、誘電率の傾斜に成功した。さらに、遠心力の印加強度、印加時間、および樹脂の温度やフィラー添加率を変化させることで、あらゆる誘電率傾斜を有する傾斜機能材料の作製が実現できることを実験的に明らかにした。
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