研究課題
若手研究(B)
衛星測距における測距精度向上を目指して、科学衛星の観測データを利用した地球周辺の3次元的な電子密度分布モデルの構築と同モデルを利用した測距信号の伝搬シミュレータの作成を行った。現在、衛星測位の標準となったGPS(Global positioning system)では、伝搬路上のプラズマ粒子による遅延の影響を、薄膜電離層を仮定することにより対処している。これに対し、電離圏を取り囲む広大な領域であるプラズマ圏の各種パラメータ依存性も考慮して遅延補正を行うことでより高精度な見積もりが可能となった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
信学技法 108(267),SANE2008-59
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電子情報通信学会論文誌 J91-B(5)
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http://waves.is.t.kanazawa-u.ac.jp/