2008 年度研究成果報告書

力学・耐久性能のトレードオフに着目した超高強度ひずみ硬化型セメント系材料の開発

研究課題

研究課題/領域番号	19760302
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	土木材料・施工・建設マネジメント
研究機関	名古屋大学
研究代表者	國枝稔名古屋大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (60303509)
研究期間 (年度)	2007 – 2008
キーワード	繊維補強コンクリート / 超高強度 / 耐久性 / 透気係数 / メゾスケール解析 / 自己治癒 / ひずみ硬化
研究概要	優れた力学性能(強度, 変形能)および耐久性を併せ持つ, 超高強度ひずみ硬化型セメント系材料(UHP-SHCC)の開発に成功した.具体的には, 引張強度で8〜10MPa, 引張強度時ひずみが2%以上, 透気係数が普通コンクリートの100倍程度以上の材料である.これらの材料の材料設計を行うにあたり, 3次元メゾスケール解析手法を開発し, 引張破壊解析を可能とした. また, UHP-SHCCの自己治癒機能を発掘した.