研究課題
若手研究(B)
再生骨材を有効利用するためには,再生骨材の付着モルタルに捕捉される水分がコンクリートやモルタルの強度および耐久性に及ぼす影響について明らかにする必要がある。本研究では,水銀圧入式ポロシメータや蛍光顕微鏡の撮影画像から求めた空隙量と再生モルタルの強度との関係を求めた。その結果,再生骨材の吸水率が高いほど空隙量が多く,新セメントペースト部の粗大化により強度が低下することが明らかとなった。
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コンクリート工学年次論文集 Vol.30,No.2
ページ: 397-402