研究課題
若手研究(B)
本研究は,洪水による自然攪乱を内包する河川という環境に成立する生態系を適切に理解するため,付着藻類による1次生産,水生昆虫などによる2次生産が極めて大きく,魚類等の再生産の場としても機能する礫床河川の河床環境に着目し,ダム建設等のインパクトが下流河道の河床の低攪乱化を介して生態系をどう変えるのかを明らかにすることを目的とする.研究計画の全容としては,現地観測による河床低攪乱化の現況把握と物理・生物影響因子の抽出を踏まえ,河床の低攪乱化における物理―生物相互作用系をモデリングする.
すべて 2010 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)
水工学論文集 54巻
ページ: 667-672
河川技術論文集 Vol.14
ページ: 121-126
河川技術論文集 Vol.13
ページ: 279-284
土木技術資料 Vol.49,No.7
ページ: 52-57