研究課題
若手研究(B)
実験室でのMicrocystis培養実験において、リアルタイムPCR法の適用性を検討した。対数増殖相以降ではmcyA遺伝子および16SrRNA遺伝子いずれの測定でも、顕微鏡観察と同程度の細胞数が算出できた。細胞数もしくはmcyA遺伝子の増加に従い、おおむねミクロシスチン濃度が増加した。現地調査では、mcyA遺伝子濃度とミクロシスチン濃度の両者が共に増加する傾向が見られた。リアルタイムPCR法によりミクロシスチン生成藍藻類を定量可能であり、現場での維持管理や藻類増速抑制に資する技術となることが示された。
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Environmental Science Technology Vol.43,No.3
ページ: 812-818
Environmental Toxicology (印刷中)