研究課題
若手研究(B)
鋼構造建築物の長寿命化や鋼部材のリユースを促進するためには、地震によって被災した建物や部材が継続使用可能かどうかを判定する技術が求められる。本研究は、塑性ひずみによる損傷を受けた建築用鋼部材の残存変形性能を、硬さから推定する手法の確立を目標としている。先ず、塑性ひずみを受けた鋼材の強度及び変形性能と硬さの関係を調査し、両者の関係を定式化した。さらに、梁部材の硬さ分布を調査したところ、材端の硬さが10%予ひずみ材と同等になると、まもなく破断する危険が高いことが分かった。
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日本建築学会大会学術講演梗概集 c-1
ページ: 565-566
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