微粒子蛍光体の合成手法として水熱合成法を用いることで、Sr_2SiO_4:Ce^<3+>(1%)微粒子蛍光体を得ることに成功した。また、Y_2O_2CO_3を前駆体とし、S(硫黄)粉末とともに密封ガラス管中で600℃で反応させることで、単一相かつ粒径が50nm程度のY_2O_2S:Ti(1%) 蛍光体微粒子が得られることが分かった。合成後の蛍光体粉末を酸で処理(エッチング)することにより、粉末表面の欠陥が除去され滑らかになるため、蛍光体の発光強度が増加することが確認された。またC_3H_6N_6等の還元剤が高品位な蛍光体の合成に有効であることが分かった。
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