研究課題
若手研究(B)
本研究では、最も基本的な構造材料であるコンクリートに関して、高強度な衝撃に対する衝撃応答・破壊特性を明らかにすることを目的に、衝撃荷重下におけるコンクリートの内部応力状態測定および、鉄筋コンクリート柱部材への高速衝突破壊実験を行った。その結果、動的材料強度モデル構築に必要不可欠なコンクリート強度の歪速度・圧力依存性の取得に成功した。また、鉄筋や柱軸力による拘束効果が、高速衝突による損傷面から構造体内部への破壊進展の抑制に大きな効果を示すことなどが明らかとなり、コンクリート構造物の耐衝撃性を検討する上での重要な知見を得ることに成功した。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件)
コンクリート工学年次論文集 30
ページ: 889-894
AIP Conference Proceedings 955 Shock Compression of Condensed Matter-2007
ページ: 549-552