研究課題
若手研究(B)
シリカをハニカムの原料とし、中性、室温以下の生体物質に優しい条件で生体物質包括型ハニカムモノリスを合成する検討を行った。まず、ハニカムが形成されるための前駆体の条件(濃度、pH、熟成度)を明らかにした。また、ハニカム開口径の範囲を200nm〜10μmの広い範囲で制御する技術の開発にも成功した。さらに、シリカをゼラチンと複合化させることで、中性条件でも高強度なハニカムが得られた。このハニカムは中性、室温以下で合成できるため生体物質との複合化が容易であり、これらの担体としての利用が期待できる。
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Microporous Mesoporous Mater. 116
ページ: 166-170
Journal of Materials Chemistry 18
ページ: 3662-3670