研究課題
若手研究(B)
多くの生物が約24時間周期の体内時計(概日時計)を持つが、干満の周期(約12.4時間)に合わせた概潮汐時計の研究は少ない。本研究により、干潮時にマングローブ林の林床で活動するマングローブスズ(バッタ目)が、約12.6時間周期の概潮汐時計を持つことが明らかとなった。また、多くの生物が光によって概日時計を調整するように、マングローブスズは上げ潮への接触によって概潮汐時計を調節し、野外の干満に活動を合わせていることが明らかとなった。
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Apteronemobius asahinai Biology Letters 4
ページ: 233-236
Entomological Science 10
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