研究課題
若手研究(B)
高圧凍結技法と免疫電顕法を組み合わせ、液胞の由来やその形成機構を明らかにすることを目的とした。液胞膜タンパク質PPaseは分化している細胞内で、ゴルジ体由来の小胞、その小胞のクラスター、リング状の構造体、液胞膜に局在することが明らかとなり、分化の終わった細胞ではゴルジ体と液胞膜のみに存在することがわかった。さらに、PPase変異体、オートファジー機能欠損株を用いた電顕解析により、PPaseが存在するリング構造は形態形成に必須あることを明らかにした。
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