研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、β2ミクログロブリン(β2m)アミロイド線維の形成中間体の構造の知見を、パルスラベル重水素交換をはじめとしたNMRの手法を用いて得ることである。19年度にはパルスラベルなしの重水素交換実験を行い、線維末端中間体が存在することを示唆する結果を得た。20年度にはパルスラベル実験とその他数種類の実験を行った。これらの結果から、過渡的な線維末端中間体では、モノマーβ2mと線維が非特異的な相互作用を形成するが、最終的には線維の形態に変化していくものと考えられる。
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Journal of Molecular Biology 382
ページ: 1242-1255
蛋白質 核酸酵素 52
ページ: 1445-1453