研究課題
若手研究(B)
メクラウナギ類は脊椎動物の進化発生学上重要とされてきたがおよそ半世紀の間その研究に進展が無かった。今回、我々は日本近海に生息するヌタウナギ目ヌタウナギを用いて胚体の入手及び、神経堤細胞の観察を行った。この結果、この動物にも脊椎動物の重要な共有派生形質である脱上皮化し移動する神経堤細胞が存在することが確認された。本研究成果は今後、化石種無顎類を含めた初期脊椎動物の進化を考える上で重要な知見をもたらしたといえる。
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