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2009 年度 自己評価報告書

自殖性普通ソバを利用したゲノム育種研究基盤整備

研究課題

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研究課題/領域番号 19780007
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 育種学
研究機関新潟薬科大学

研究代表者

相井 城太郎  新潟薬科大学, 応用生命科学部, 助教 (10391591)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード植物育種 / 遺伝
研究概要

本申請研究では、ソバにおけるゲノム情報を利用した付加価値の高い品種の短期育成体系の確立を目指す。これまでに申請者は、カナダ・ケイド研究所と共同で本来他殖であるソバに自殖性を導入した多数の系統を保持している。また、ゲノム研究に必須なBACライブラリーや発現遺伝子ライブラリーの整備も進めている。申請研究ではこれらの資源と豊富なソバ植物遺伝資源を活用すべく、有用育種形質の生理的あるいは遺伝的評価を実施するための標準実験モデル系統と遺伝解析集団の開発を行う。具体的には、ソバ自殖系統に見出された極矮性系統を実験モデル系統として用いるべく矮性化原因を分子レベルで特定する。さらに、本系統と適度な遺伝距離を示す自殖系統とのF2育成も進めており、本世代においてDNA連鎖地図を作成する。DNAマーカーには、京都大学より譲渡して頂いたSSRマーカーとAFLPマーカーを用い基本連鎖地図を作成し、新たに発現遺伝子に由来するSNPマーカーを開発する。作成した連鎖地図をソバ染色体への関連付けを行う。最終的には、F2各個体から自殖種子を採取することで染色体のほぼ全体がホモ化した組換自殖系統の作成し遺伝解析のための研究基盤構築を目指す。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] A proposed model dwarf buckwheat plant K-chibi2007

    • 著者名/発表者名
      Aii J, M Nagano, K Yamamoto, Y Wang, C Campbell
    • 雑誌名

      Advances in buckwheat research

      ページ: 221-225

  • [学会発表] ガンマ線およびイオンビーム照射によって得られたダッタンソバ半矮性系統の遺伝および農業特性2010

    • 著者名/発表者名
      森下敏和、六笠裕治、鈴木達郎、清水明美、山口博康、出花幸之介、相井城太郎、長谷純宏、鹿園直哉、田中淳、宮沢豊、林依子、阿部知子
    • 学会等名
      日本育種学会
    • 年月日
      20100300
  • [学会発表] Campbell Clayton普通ソバにおける異形花型自家不和合性の解析I自家和合性突然変異体の単離と遺伝学的解析2009

    • 著者名/発表者名
      相井城太郎、小山絵美、櫻井美仁、平岡昇、長野美緒
    • 学会等名
      日本育種学会
    • 年月日
      20090900
  • [学会発表] 普通ソバにおける異形花型自家不和合性の解析II. Sハプロタイプ特異的遺伝子の探索2009

    • 著者名/発表者名
      船木武人、佐藤真吾、小島史代、平岡昇、長野美緒、Campbell Clayton、相井城太郎
    • 学会等名
      日本育種学会
    • 年月日
      20090900
  • [学会発表] ガンマ線およびイオンビーム照射によって得られたダッタンソバ半矮性変異体の特性2008

    • 著者名/発表者名
      森下敏和、清水明美、山口博康、出花幸之介、六笠裕治、相井城太郎、長谷純宏、鹿園直哉、田中淳、宮沢豊、齋藤宏之、林依子、竜頭啓充、阿部知子
    • 学会等名
      日本育種学会
    • 年月日
      20081000
  • [学会発表] 自殖性普通ソバ系統に見出された極矮性系統の解析2008

    • 著者名/発表者名
      酒井真実子、船木武人、長野美緒、クレイトンキャンベル、相井城太郎
    • 学会等名
      日本育種学会
    • 年月日
      20080300

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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