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2008 年度 実績報告書

チャにおけるカフェインレス個体出現の遺伝的メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 19780009
研究機関独立行政法人農業技術研究機構

研究代表者

荻野 暁子  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 野菜茶業研究所野菜・茶機能性研究チーム, 研究員 (70370567)

キーワードチャ / カフェインレス / 種間交雑 / カフェイン合成酵素
研究概要

チャのカフェイン含有量を決定する遺伝的メカニズムの解明を目指して、今年度は以下の研究を行った。
1)カフェインレス個体出現機構解明のための交雑実験
18年度から20年度に交配した、茶中間母本農6号(F95181)を母樹として茶品種との交配個体群および枕F1-95180とのきょうだい交配個体群は、ガラス室にて播種、育苗中である。17年度に実施したF95181×枕F1-95180の交配個体群は一番茶新芽のカフェイン含有量を測定し、カフェインレス個体を交配によって作出できることを証明した。
2)カフェイン合成酵素遺伝子のマッピング
カフェインレス座の有力な候補であるTCS1およびTCS2について多型解析し、それら2つの遺伝子座を既に開発されているチャのDNAマーカーの連鎖地図上に座乗させた。その結果、それら2つの遺伝子座が同一連鎖群の互いに近い位置に座乗していることが明らかになった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 「茶中間母本農6号」とそのきょうだい系統との交配により得られる集団にはカフェインレス個体が出現する2009

    • 著者名/発表者名
      荻野暁子、田中淳一、谷口郁也、山田恭司
    • 学会等名
      日本育種学会
    • 発表場所
      つくば国際会議場
    • 年月日
      20090326-27
  • [備考] 育種学会での発表は、学会の記者発表の対象に選出された

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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