研究課題
若手研究(B)
乾燥地における水・食料不足に対応するため,作物の下位葉を切除することで水利用効率を高め,水資源を保全しつつ子実収量を増加させる手法を考案した.その効果を実証し,理論を解明するために国内外において試験を行ったところ,土壌乾燥ストレス条件下で穂ばらみ期のソルガムに切葉を行うと子実収量が増加する傾向が認められた.これには不稔を軽減すること,気孔を開けて光合成速度を高く保つこと,同化産物の穂への分配を増加することが関与すると推察された.
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Journal of Agricultural Sciences 148
ページ: 191-204
Proceedings of 9th International Conference on Development of Drylands, Sustainable Development in Drylands -Meeting the Challenge of Global Climate Change-
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