研究課題
若手研究(B)
トマト果実の成熟を制御するRIN遺伝子産物とそのrin変異の効果について検討した。RINは核局在タンパク質であり、特異的なDNAに対する結合性を示し、転写活性化能を有していた。一方rin変異により、遺伝子産物はDNA結合性はあるが転写活性化能を失っていた。この機能の喪失が、rin変異体で成熟が抑制される原因であり、変異タンパク質が正常型タンパク質に対して競合して阻害することがヘテロ型植物が高日持ちを示す原因であることが示唆された。
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The Plant Journal 55(2)
ページ: 212-223