研究課題
若手研究(B)
細菌は通常は最も利用しやすい無機硫酸イオン(SO^<2->_4)を硫黄源とする。しかし「硫酸飢餓」と呼ばれる硫黄欠乏状態に陥ると、その環境に存在する様々な有機化合物を分解して硫黄源とする。我々は、細菌が有する硫黄飢餓応答のメカニズムを上手く制御することで、近年成長著しい電子工業分野において洗浄剤として使用されているジメチルスルホキシドを含有する排水から、メタンスルホン酸を高効率で生産可能な生物学的廃水処理システムの構築を最終的な目的としている。
すべて 2008 2007
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件)
J. Bacteriol vol.190
ページ: 4521-4531
FEMS Microbiol. Lett vol.275
ページ: 175-181
生物と化学 vol.45
ページ: 609-610