研究概要 |
ヤチヤナギに関して 東海地方(四日市、田原市)、尾瀬、北海道(キモントウ沼・別寒辺牛湿原・落石岬湿原)において30m四方ののコドラートを作成した。コドラート内の葉の採取および湿原のPH,地下水位といった環境要因を測定した。また、性比を測定した。キモントウ沼の集団をヤチヤナギのマイクロサテライトマーカーを用いて遺伝解析を行った。その成果を3月末に林学会にて発表する予定である。 サンヨウブシに関して 氷ノ山(鳥取県)および芦生(京都府)において葉の採取を行い、GPSを用いてその位置を記録した。また。サンヨウブシの開花期に訪花しているマルハナバチを捕獲し、花粉を採取した。サンヨウブシのマクロサテライトマーカーを開発した。開発した遺伝マーカーの論文を現在投稿準備中である。
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