研究課題
若手研究(B)
食品廃棄物に含まれるタンニンの含量(量的情報)とタンパク質結合力(質的情報)から反芻動物における消化阻害作用について検証した。15種類の廃棄物のうちタンニンを豊富に含む素材はタンパク質結合力が高い傾向にあったが、タンニン量当たりのタンパク質結合力は、素材により大きく異なった。ルーメンおよび下部消化管における飼料タンパク質の消化に及ぼすタンニンの分子構造の特徴は、加水分解型と縮合型の分類に加えて、他の機構が関与する可能性が示唆された。
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