研究課題
若手研究(B)
ウシ着床前胚の発生およびエピジェネティクスにおよぼす飼料性メチル基供与体(DMD)およびその代謝産物の影響を検討した。代表的なDMDであるメチオニンの代謝産物ホモシステインをウシ体外受精胚の培養系に添加すると、胚盤胞への発生が遅れるのみならず、得られた胚盤胞のサテライトI領域のCpG配列のメチル化が有意に低下した。DMDの代謝産物がウシ胚の着床前発生に影響をおよぼすこと、さらにその影響は、ゲノムDNAのメチル化という代表的なエピジェネティクス機構への作用を伴うことが明らかにされた。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)
Reproduction, Fertility and Development 21巻
ページ: 145-145
Biology of Reproduction Special Issue
ページ: 95-95
Reproduction in Domestic Animals (印刷中)