研究課題
若手研究(B)
低酸素状態の固形腫瘍に有効な光線力学療法剤を開発する目的で、非酸素存在下、ピリジンN-オキシド構造を有する化合物を光電子移動還元し、その活性酸素種生成反応について検討した。その結果、ニトロ基などの電子求引性置換基を有するピリジンN-オキシドの一電子還元体は比較的安定であるのに対し、無置換のピリジンN-オキシドの場合には、N-O結合が開裂してヒドロキシルラジカルを生成することがわかった。以上の知見に基づき、新規化合物の設計を行った。
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