研究課題
若手研究(B)
5-HT_7受容体拮抗薬の脳室内投与は、マウスのストレスへの適応能を障害し、不安感受性の低下や衝動性の亢進を示唆する異常行動を誘発した。また、ストレスへの適応が形成されたマウスの脳内では、5-HT_7受容体の発現量およびERKのリン酸化レベルの上昇が認められた。これらの変化はともに、5-HT_7受容体拮抗薬の脳室内投与によりストレスへの適応が障害されたマウスでは消失していた。したがって、ストレス適応の形成において、脳内5-HT_7受容体-ERK連関系が重要な役割を担っている可能性が示唆された。
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ストレス科学 (印刷中)
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