研究課題
若手研究(B)
単球からマクロファージへの分化は、macrophage colony-stimulating factorの分化因子により誘起されることが知られているが、分化因子をマクロファージ自身が産生するなど、その分化機構には不明な点が多い。そこで、今回、マクロファージの集積する部位が低酸素であることに着目し、低酸素状態でのhypoxia-inducible factor-1α (HIF-1α)の発現と単球の化学的性質の変化や単球からマクロファージへの分化の機構との関連について検討した。その結果、低酸素によりHIF-1α依存的な分化に関わる遺伝子の誘導が明らかになった。また、マクロファージだけでなく単球においても低酸素状態で食作用が促進された。これらの結果は、低酸素による単球からマクロファージへの分化の可能性を示唆する。
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