研究課題
若手研究(B)
本研究では、抗がん剤封入微粒子の抗腫瘍効果を高める目的で、膜透過性ペプチド修飾微粒子や正電荷微粒子の調製を行い、腫瘍集積性や抗腫瘍効果の評価を行った。膜透過性ペプチドであるオリゴアルギニンは正電荷を有し、同様に正電荷を有する微粒子では腫瘍新生血管への薬物集積性が向上し、抗腫瘍効果が亢進した。抗がん剤を効率よく目的部位に送達し集積させることによって、効果が向上することが明らかになった。
すべて 2009
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British Journal of Cancer 101(11)
ページ: 1884-1890