Lmx1a promoter後にGFP遺伝子を相同性組み換え(knock-in)することにより、Lmx1a GFP knock-inマウスES細胞株を作製する。これにより、Lmx1a遺伝子が細胞内で発現する際に、同時にGFP蛋白も産生し、未分化なDopamine(DA)neuronをFACSを用いて生きたまま同定、回収することが可能となる。新規DA neuron誘導因子Nogginに既存の分化誘導因子であるShhやFGF8を神経幹細胞増殖期に加えることにより、中脳DA neuronをより高率に作り出す。最終的には移植治療に最適である、ほぼ純粋なDA neuronを得ることを目的とする。また、トランスジェニックマウスを作製し、DA neuronの発生を詳細に検討する。
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