研究課題
若手研究(B)
我々は受容体型チロシンキナーゼRor2がWnt5a受容体としてWnt5aによる細胞の極性化や細胞移動に必要であることを明らかにした。また、ヒト骨肉腫細胞株において、Wnt5aまたはRor2の発現を抑制した結果、浸潤能が顕著に低下した。さらに骨肉腫細胞においてRor2およびWnt5aによって遺伝子発現が制御される分子として、マトリックスメタロプロテアーゼMMP-13を同定し、MMP-13がWnt5a-Ror2シグナルによる骨肉腫細胞の浸潤に重要な役割を果たしていることが明らかになった。
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