2008 年度研究成果報告書

傷害により誘導される蛋白質CARPを用いた糸球体腎炎の診断と治療法の確立

研究課題

研究課題/領域番号	19790264
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	人体病理学
研究機関	大分大学
研究代表者	中田知里大分大学, 医学部, 技術職員 (60379625)
研究期間 (年度)	2007 – 2008
キーワード	CARP蛋白質・糸球体腎炎
研究概要	これまでに、糸球体腎炎の蛸足細胞においてCARP蛋白質が発現誘導されることが分かっていた。今回の研究では、腎炎患者の尿中に剥離した蛸足細胞からCARP蛋白質が検出できることが明らかとなった。また種々の糸球体腎炎によってCARP陽性細胞の尿中への出現頻度が異なっていることから、CARPを指標とした腎炎の病態のモニターが可能であるかもしれない。

(1件)