研究課題
若手研究(B)
ATP(アデノシン三リン酸)は全ての細胞内で生産され、エネルギー産生に欠かせない細胞内成分である。本研究により、肝臓の炎症で細胞外に放出されたATPが白血球のマクロファージやT細胞に結合することにより活性化を誘導して、正常組織を破壊する更なる炎症悪化の経路が示唆された。さらに、この炎症の経路は肝炎だけでなく、肺や腎臓やその他のマクロファージやT細胞が関わっている炎症全般に起こりえる経路であり、多くの炎症制御研究に応用できると期待される。
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ページ: 448-455
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