研究課題
若手研究(B)
エキノコックス症に感染したイヌの血清診断法に関する研究を行った。それまで、イヌの血清診断は全く未開発であったが、本研究により、診断法の基盤となる抗原をコードするいくつかの遺伝子や糖タンパク質成分を見いだすことが出来た。2年間の研究期間中、その遺伝子群を基に10数種の組換え抗原タンパク質を作製し、感染イヌおよび健常イヌ血清を用いて評価を行った。その中、数種類の感度および特異性共に良好な組換えタンパク質の作製に成功した。また、幼虫から抽出した糖タンパク質成分の血清学的評価も良好であった。
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