研究課題
若手研究(B)
ブタ肝臓のメタノールホモジネートに対し、精神神経作用薬の標準品を添加し、冷凍脱脂、ヘキサンーアセトニトリル分配、塩基性条件下での有機溶媒抽出等の前処理を順次行い、分析用の試料を調製した。調製した試料について、LC-MS/MSにより分析を行い、回収率及び繰り返し再現性について評価した。その結果、分析対象とした薬物38種のうち、7-アミノベンゾジアゼピン類3種を除いた35種の塩基性精神神経作用薬において、回収率40%以上、繰り返し再現性(CV%)15%以内を達成することができた。