研究課題
若手研究(B)
徐脈性不整脈に対する治療法は現在のところペースメーカ機器の植込み術しかない。アデノ随伴ウイルスを用いたHCN4遺伝子による遺伝子治療は、他の不整脈を悪化させたり、遺伝子導入による副作用を生じることなく、心拍数を増加し徐脈を改善させた。今後、遺伝子導入法の改良や他の因子とのコンビネーション治療など、さらに改善を重ねることによって臨床応用が可能となり、徐脈性不整脈に対する新たな治療戦略になり得る可能性が考えられた。研究成果は学会発表によって公表され、現在、原著論文を投稿準備中である。
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