研究課題
若手研究(B)
2型家族性若年性ネフロン癆のモデルマウスを用いて、その嚢胞腎の発症機構に関与する細胞内シグナル伝達カスケードを明らかにした。その中でも、Erkを介したMAP kinase カスケードの活性化が尿細管上皮細胞の異常増殖に関与していることを明らかにした。実際にErkの上流因子であるMekの阻害剤を投与することによって、嚢胞腎進展の抑制および尿細管上皮細胞の異常増殖の低下が認められ、治療薬としてMek阻害剤が有効であることを示した。
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Acta Histochem Cytochem 42
ページ: 39-45